占いの活用方法~占いフェス2017に寄せて

スピロジカル生活

占いフェスなるものが現在、開催されているようで。
http://uranaifes.com/

有名占い師にワンコイン(500円)で占ってもらえる!とのことで、ずいぶんと入場者数もいるのだとか。

これに密着取材したテレビの番組コーナーがあって、あぜん・・・

テレビ受けしそうな見栄えのキラキラ女子が「これからの運勢をみてください」と依頼して、イマイチとかダメとか言われたら、次の占い師のところへ行って、3人目で「運勢、いいですよ!」って言われて、ご満悦。
「あ~、気分いいです!がんばります!!」だって。

イマイチですよ、っていう鑑定結果を受け取らないバカがいたんですね。

それが、運勢悪いそもそもの根本原因だよ!とテレビの前でつっこんだ、ゆきたんです。

こないだも似たような話をAI師匠としていて、男性が占いに来るケース。

これは、わたしの知人男性のケースなんですが、
女性の友達の付き合いで行った占いで、ろくに情報を与えず、自分の実際の家族構成とそのひとが言い当てるつもりで言ったものが全然違う。当たらないじゃん!っていうのを、何度もやってまして。「占いって当たらないよね!」って、したり顔でいうわけです。

いや、それスピリチュアル・カウンセラーが、家族構成をミスってるのなら、どうかと思うけど、そういうひとじゃないんなら、当たるはずないし、

そもそも、「当たってない」とか、それ、占いの使い方まちがってるし・・・とは伝えたのですが、おそらく、理解してないので、またやっては「当たってないじゃん!」ってご満悦になるんだろうと思います。

これを、AI師匠は、「思ってることを当ててほしいなら、手品師のところへ行け」ってゆってまして。
もう、大笑い!

たしかに、「思ってることを言い当ててほしい」だけなら、メンタリストのところに行った方が、高確率で欲しい結果を得られますよねw

占いってね、あくまでも統計です。

占星術も、四柱推命も算命学も九星気学も、姓名鑑定だって「統計では、こういう傾向がある」っていうだけのこと。

もちろん、統計の母集団に算入されないイレギュラーなケースだってある。
それは、人生のハプニングとして楽しめばいいし、あえてのイレギュラーを目指して進むのだっていい。

それは、そのひとの「人生を、こう生きたい」っていう意志のあらわれだし、そのために鑑定結果をどう生かすか?は鑑定を依頼した側が選択して、進んでいくもの。

あくまでも、統計をもとにした「ガイド」でしかなく、それが自分の人生でぴたりと当たるかどうかは、ことわざにあるように「当たるも八卦、当たらぬも八卦」なんですよ。

社会常識として知ってるはずなんですが・・・冒頭の占いフェスにきていたキラキラ女子さ、占い師にきくようなことじゃないじゃん。あなたの運勢いいですよ、って言ってほしいだけなら「あなたの存在を全肯定し、応援します」っていうセラピーやセッションにでも行った方がいい、病みレベル。

そもそも、占い師にいい結果だけを言ってほしい(それしか受け入れない)っていう、その姿勢そのものがさ、人生がうまくいくはずない思い込みや概念を抱えてることの証明だなぁと思うのでありました。

占いは統計をもとにしていて、当たるも八卦、当たらぬも八卦」であり、あくまでもガイドでしかない。
もらったアドバイスやら、「こういう風になる可能性が高いですよ」っていう道筋を前提に、自分の人生を生きるだけ。

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